「つみたてNISAってどこで始めたらいいのかな?」
「楽天証券とSBI証券がおすすめって聞いたことがあるけど、どっちがいいの?」
と考えている教員の方も多いのではないでしょうか。
つみたてNISAを始めるために必要な「証券会社選び」。
数ある証券会社の中で、ダントツおすすめなのが「楽天証券」と「SBI証券」。
なぜなら、クレジットカードと連携することで、ポイントを大きく貯めることができるから。
この記事では、つみたてNISAに興味がある教員向けに、楽天証券とSBI証券どっちがおすすめなのかを紹介します。
- SBI証券と楽天証券、教員におすすめなのはどっち?
- SBI証券と楽天証券の比較
記事を読むことで、それぞれのよさ・違いを理解でき、自分にあった証券会社でつみたてNISAをはじられるようになりますよ。
NISAでの積み立てを始めるまでの全体像を確認する↓
NISA始め方3ステップ(タップ)
つみたてNISAの始め方は全部で3ステップです!
まずは、つみたてNISAについての基礎知識を身につけておきましょう。
「つみたてNISAとは?」
「教員ってつみたてNISAやっていいの?」
といった、教員ならではの疑問が解決できる記事を準備しています↓
次に、どこでつみたてNISAを始めるかを決めます。
教員がお得にNISAを始められるおすすめ証券は「楽天証券」か「SBI証券」です。
こちらの記事でどっちにするか決めていきましょう↓
つみたてNISAの始め方を画像たっぷりで見ていきましょう。
(選んだ証券をタップ↓)
楽天証券でお得にNISAを始める方法はこちら↓
楽天証券開設後に読むのがおすすめの記事2つも紹介しておきます。
開設後おすすめ記事①
開設後おすすめ記事②
楽天証券とSBI証券を比べる前に…
楽天証券・SBI証券を比べる前に、
まずは「教員の支出を減らすためには楽天カードを持っておいたほうがいい」ということを確認しておきたいと思います。
教員は安定した収入が得られる代わりに、原則給料をUPできない職業です。
(原則副業禁止・残業代ほぼ無し・昇給も限られている)
つまり、教員が自由に使えるお金を増やすためには「支出を減らす」のが一番の近道となります。
そこで1枚持っておくといいのが「楽天カード」。
楽天カードがあれば、
- ふるさと納税でポイントザクザク
- 普段のネットショッピングでポイントザクザク
- スマホの格安SIMで節約&ポイントザクザク
と、いろんな場面でポイントが貯められる(つまり支出を減らせる)のです。
私もすでに25万円相当のポイントをゲットしています。
楽天カードを持つだけで25万円も…ゴクリ。
コレ、楽天カード作るだけなので、ホント誰でもできます。
持ってないだけで損しちゃってます。
ということで、楽天証券・SBI証券どちらを選ぶにしても「まずは楽天カードを1枚持っておくこと」だけは強くオススメします。
「楽天カード推し」ってことは「楽天証券」がオススメってことかな?
「楽天カード=楽天証券がオススメ」と結論付けたくなりますよね。
でも、「楽天証券」と「SBI証券」は、そう簡単には結論づけられないのです。
その辺のことについて詳しく解説していきますね↓
結論:楽天証券とSBI証券どっちもおすすめ!
さて、ここからは「楽天証券」と「SBI証券」どっちの方がお得なのかを見ていきましょう。
まず大前提から言わせていただくと…。
楽天証券とSBI証券はどっちもおすすめ!
どっちを選んでも超優秀&お得。
多くの証券会社がありますが、楽天証券とSBI証券はズバ抜けています♪
楽天証券とSBI証券のどちらかを選んでおけば間違いないです。
これから色々と比較をしていきますが、2つの差は微々たるものだと考えておきましょう。
「SBIにして失敗した〜!」とか「楽天にして失敗した〜!」なんて思う必要はありません。どちらかを選んだだけで大成功♪
それを踏まえた上で、楽天証券とSBI証券どちらがおすすめか、先に結論を言っておくと、
- 「クレカ1枚でラクに得したい!」という先生は楽天証券がおすすめ
- 「NISAでもらえるポイントを最大化させたい!」という先生はSBI証券がおすすめ
という感じになります。
それぞれ見ていきましょう。
楽天証券がおすすめな先生
「クレカ1枚でラクに得したい!」と考えている先生は、楽天証券がオススメです。
クレジットカードや銀行口座を新たに作成するのって、けっこうめんどくさいですよね。
(手続きもそうですが、パスワード管理などの手間も増えますからね…)
もし今、あなたが楽天カードを持っているのであれば、
- 楽天証券
→楽天証券の開設手続きをするだけでOK♪新たなクレカ不要! - SBI証券
→新たに「三井住友カード(NL)」を作って、SBI証券(場合によっては住信SBI銀行&住信ネット銀行も)の開設が必要
となります。
新たにクレカを作らなくていい楽天証券の方がラクに始められるのです。
楽天カード1枚で多くのポイントが得られるのは最大の強みです↓
- すでに楽天カードを持っている(今後作る予定がある)先生
- ふるさと納税やネットショッピングを活用したい先生
- カードや口座をたくさん作りたくない、1枚で完結させたい先生
SBI証券がおすすめな先生
一方、「NISA(投資)でもらえるポイントを最大化させたい!」という先生は、SBI証券がおすすめです。
実は、つみたてNISAで獲得できるポイントを考えると、SBI証券の方が高いです。(2024年9月現在)
しかも、あることを極めれば獲得ポイントを倍に跳ね上げることも可能。
詳しくはのちほど解説しますが、以下のような先生はSBI証券がおすすめです。
- 三井住友カードゴールド(NL)で、年間100万円以上使える先生
- つみたてNISAでの多くのポイントを貯めたい先生
- 楽天カード所有してるけど、他のクレカ作っても苦にならない先生
次の章から、それぞれ比較しながら詳しく見ていきましょう。
楽天証券とSBI証券:ポイント比較
楽天証券とSBI証券のポイントについて、次の3つを比較します。
- クレカポイント還元
- 保有ポイント還元
- SPUポイントアップ
比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
クレカポイント付与 | 0.5〜1.0% | (条件達成でお得になる方法あり) | 0.5〜1.0%
保有ポイント | ほぼもらえない | 毎月ポイント還元 | 投資信託保有金額に応じて
SPUアップ | 最大+1倍 | (SPUは楽天固有のサービスのため) | なし
それぞれ詳しく見ていきましょう!
クレカポイント還元
楽天証券は「楽天カード」、SBI証券は「三井住友カード」でポイントをもらうことができます。
まずは無料で作成できる「楽天カード」「三井住友カード(NL)」で比べてみましょう。
項目 | 楽天カード (楽天証券) | 三井住友カード(NL) (SBI証券) |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント還元 | 0.5% | 0.5% |
年間最大ポイント | 3,000Pt | 3000Pt |
はい。まったく同じです。
多くの人が利用しているであろう「楽天カード」と「三井住友カード(NL)」なら、どちらでもポイント還元率は同じとなります。
年会費無料なので、獲得したポイントの分だけ、まるっとオトクです♪
毎月3,000Ptはおいしいね!
では、続いてランクが上がったカード(楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、三井住友カードゴールド(NL))で比べてみましょう。
項目 | 楽天ゴールド カード | 楽天プレミアム カード | 三井住友カード ゴールド(NL) |
---|---|---|---|
年会費 | 2,200円 | 11,000円 | 5,500円※ |
ポイント還元 | 0.75% | 1.0% | 1.0% |
年間最大ポイント | 4,500Pt | 6,000Pt | 6,000Pt |
※1:年間100万円利用で、翌年から年会費永年無料
ランクの上がったカードは、ポイント還元率がUPする代わりに、年会費が必要になります。
なので、「年間最大ポイント-年会費」で計算すると
- 楽天ゴールドカード:4,500Ptー2,200円=2,300Pt
- 楽天プレミアムカード:6,000Ptー11,000円=ー5,000Pt
- 三井住友カードゴールド(NL):6,000Ptー5,500円=500Pt
となります。
年会費永年無料の「楽天カード」「三井住友カード(NL)」なら、3,000Ptまるっともらえるから、そっちの方が得じゃない?
普通に考えたら、カードをランクアップさせると、どれも損しちゃうから「微妙じゃん…」と思いそうですよね。※
※もちろん、NISAのポイント以外の特典があるので、ランクアップさせたカードが損というわけではありませんよ
しかし、この中で「三井住友カードゴールド(NL)」だけは、NISAのポイントで得する方法があるのです。
それは俗に言う「100万円修行」を達成すること。
三井住友カードゴールド(NL)には、「1度でも年間100万円を利用したら、翌年度以降は年会費が永年無料になる」という特典がついているのです。
つまり、1度でも年間100万円以上の利用ができるのであれば、三井住友カードゴールド(NL)での投資がお得になるということなのです。
たしかに、毎月6,000Ptが入ってくれるのはかなりありがたい…!!
この「三井住友カードゴールド(NL)の100万修行が達成できるかどうか」が、楽天証券を使うのか、SBI証券を使うのかを選ぶ1つの指標となるでしょう。
パターンとしては、以下のような感じになりますね↓
- 100万円修行はめんどくさそうor出来なさそう
→楽天カードで楽天証券 - これ以上クレジットカードを増やしたくない
→楽天カードで楽天証券 - 100万円修行やって、NISAでガッツリポイント貯めたい
→三井住友カードゴールド(NL)を作ってSBI証券
※投資で貯めるポイントと普段貯める楽天ポイントは別で考える
100万円修行を達成できるのであれば、SBI証券に軍配が上がります。
保有ポイント
比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
保有ポイント | 毎月ポイント還元 | 投資信託保有金額に応じてほぼもらえない |
もう一つの比較は「投資信託保有ポイント還元サービス(投信マイレージ)」です。
SBI証券は、投資信託を保有しているだけで、ポイントが還元されます。
しかも、保有している量が増えれば増えるほど、還元されるポイントが増えます↓
つみたてNISAは、毎月保有量が増えていくので、続ければ続けるほどポイントが貯まるという仕様になっています♪
楽天証券にも一応「投資信託保有ポイント還元サービス」はあるのですが、もらえるポイントが少ない(ほぼもらえない)です。
投資信託保有ポイント還元サービスの視点から見ると、SBI証券の方に軍配があがります。
証券登録によるSPUアップ
楽天カードは、楽天証券で取引をすることで、SPU(楽天のポイントアップサービス)がアップします。
いくつか達成するための条件※がありますが、楽天市場でよく買い物をする人にとっては大きなポイントアップとなります。
また、楽天証券を選ぶときに楽天銀行と契約することでさらにSPUアップするので、「楽天市場での買い物を良くする人」にとっては楽天証券に軍配があがります。
SBI証券と楽天証券:基本情報比較
ここまで、楽天証券とSBI証券の「ポイント」をメインに比較してきました。
ここでは、その他の基本情報について比較しておきます。
比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
口座開設数 | 900万以上※1 | 1000万以上※2 |
つみたてNISA銘柄 | 190件※3 | 193件※3 |
銀行金利UP | 0.1% | マネーブリッジ0.01% | ハイブリッド預金
※1 2023/5/8 ImpressWatchより
※2 2023/3/27 読売新聞オンラインより
※3 2023/5/24地点
ただ、基本情報は「どちらも超優秀!」なので、ほぼ差はないと思っておいてよいですよ。
口座開設数
比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
口座開設数 | 1100万以上※ | 1200万以上※ |
※2024年9月現在
口座開設数は、
- 楽天証券が1,100万以上
- SBI証券が1,200万以上
です。
より多くの人が利用していて人気があるのはSBI証券、ということになります。
…とはいえ、楽天証券の1,100万以上も相当人気なので、2つの人気は僅差であるといえます。
どっちを選んでも「人気の証券」であることは間違いないですよ♪
つみたてNISA銘柄数
比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
つみたてNISA銘柄 | 200件以上※ | 200件以上※ |
※2024年9月現在
つみたてNISAで選べる銘柄数は
- SBI証券200以上
- 楽天証券200以上
です。
ここもほぼ差はありません。
投資初心者におすすめの2大投資信託「オルカン(eMAXIS Slim全世界株式)」と「S&P500」は、SBI証券・楽天証券両方で投資可能なので、どちらを選んでも問題ありません。
どっちを選んでも、選択肢が豊富にあるので安心♪
銀行金利UP
比較項目 | 楽天証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
銀行金利UP | 0.1% | マネーブリッジ0.01% | ハイブリッド預金
楽天証券・SBI証券ともに、独自の預金連携サービスを使うことで、銀行の金利をUPさせられます。
- 楽天証券:マネーブリッジ(金利0.1%)
- SBI証券:ハイブリッド預金(金利0.01%)
一般的な銀行(メガバンク)は、金利が0.001%なので、仮に100万円のお金を銀行に預けた場合…
- 一般的な銀行(メガバンク):利息10円ゲット
- 楽天証券(楽天銀行):利息1,000円ゲット
- SBI証券(住信SBIネット銀行):利息100円ゲット
ということになります。
メガバンクに預けていても、まったく利息もらえないですね…
金利の面から考えると、楽天証券の方がおすすめです!
(ただし、クレカ決済の方がポイントがオトクなので、マネーブリッジとハイブリッド預金はあまり考えなくてよいです)
まとめ:教員におすすめな証券は…
比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
口座開設数 | 1100万以上※ | 1200万以上※ |
つみたてNISA銘柄 | 200件以上※ | 200件以上※ |
銀行金利UP | 0.1% | マネーブリッジ0.01% | ハイブリッド預金
クレカ積立ポイント | 0.5%〜1.0% | (条件達成でお得になる方法あり) | 0.5%〜1.0%
保有ポイント | ほぼもらえない | 毎月ポイント還元 | 投資信託保有金額に応じて
SPUアップ | 最大+1倍 | (SPUは楽天固有のサービスのため) | なし
※2024年9月現在
ここまで、楽天証券とSBI証券の違いを比べてきました。
基本的にどちらを選んでも大成功です!
選ぶポイントをギュギュっと凝縮させるなら、
- クレカ1枚でポイントを完結させたいなら「楽天証券」
- 100万円修行を達成して多くのポイントを稼ぎたいなら「SBI証券」
といったところでしょうか。
「おすすめタイプ別」と「手持ちカード別」のまとめを置いておくので、どちらにするか決めて、次のステップに進みましょう!
(下に「次に読む記事」を置いています)
おすすめのタイプ別で考えるならこちら↓
- 楽天カードを持っている(今後作る予定がある)先生
- ふるさと納税やネットショッピングを活用したい先生
- カードや口座をたくさん作りたくない、1枚で完結させたい先生
- 三井住友カードゴールド(NL)で、年間100万円以上使える先生
- つみたてNISAでの多くのポイントを貯めたい先生
- 楽天カード所有してるけど、他のクレカ作っても苦にならない先生
現在の手持ちカードから考えるならこちら↓
- 100万円修行はめんどくさそうor出来なさそう
→楽天カードで楽天証券 - これ以上クレジットカードを増やしたくない
→楽天カードで楽天証券 - 100万円修行やって、NISAでガッツリポイント貯めたい
→三井住友カードゴールド(NL)を作ってSBI証券
※投資で貯めるポイントと普段貯める楽天ポイントは別で考える
どちらにするかが決まったら、続きの記事を読んでみてくださいね↓
楽天証券でお得にNISAを始める方法はこちら↓
楽天証券開設後に読むのがおすすめの記事2つも紹介しておきます。
開設後おすすめ記事①
開設後おすすめ記事②