「今ジブラルタ生命に入っているけど、教員辞めたら恩恵なくなるのかな?」
「退職とともに保険見直したいけど、どのタイミングがいいんだろう?」
と思っている先生も多いのではないでしょうか。
ジブラルタ生命=教員の保険
というイメージが強い方も多いと思います。
そんなジブラルタ生命ですが、もし教員を辞めたら何か恩恵が残るのでしょうか。
教員にしか入れない保険プランだから、教員辞めると恩恵もなくなっちゃうのかな?
この記事では、「教員を辞めたらジブラルタ生命の恩恵がどうなるのか?」について、以下のことを紹介します。
- 教員を辞めることでジブラルタ生命の恩恵はどうなるのか?
- 教員退職を期にジブラルタ生命を見直すときの手順とタイミング
記事を読むことで、「退職」と「ジブラルタ生命」についての考えを深めていきましょう。
教員を辞めたらジブラルタ生命の恩恵はなくなる?
おそらくジブラルタ生命に入った先生のきっかけは、次の3つじゃないでしょうか。
- 学校に来てくれるので、こちらから連絡を取らずに質問・相談できる
- 教員向けの「教弘保険」がある
- 教弘済会の会員特典が受けられる
いわば、教員がジブラルタ生命にはいるメリットと言える3つですが、退職したらどうなるのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
会うときの連絡不要→必要に
教員がジブラルタ生命に入るメリットと言えば、何と言っても「相談のハードルが下がること」。
ジブラルタ生命は、定期的に学校の職員室に来てくれます。
そのため、教員をしていれば、こちらから連絡しなくても会うことができました。
いつも学校に来てくれるから、わざわざ連絡する必要がないんだよね
しかし教員を退職した場合、保険の相談をしたいときは自分からの連絡が必要になります。
保険の相談をするときのスムーズさは、退職とともに失われるでしょう。
日教弘会員のメリットは引き続き利用可能
2つ目のメリットは「日教弘(日本教育公務員弘済会)」に自動加入できること。
ジブラルタ生命の保険に加入すると、日教弘済会の会員になって、以下のような特典が受けられます。
(「日教弘クラブオフ」というサービスが利用可能です)
- 提携施設割引:指定の宿泊施設・リゾート等の利用割引
- 書籍購入サポート:本の購入でポイント付与
- 祝金:結婚・出産・入学等のお祝い
日教弘は、教員退職者も入会資格があるため、「退職後」でも「ジブラルタ生命解約後」でも特典を受けることは可能です。
会員制度規程(抜粋)
(入会資格)
第3条 当会に入会できる者は、次の各号に該当する者とする。(1)各都道府県、市(特別区を含む。)町村等に設置された公立の学校・幼稚園、その他の教育機関に勤務する教職員及びこれに準ずる者又はこれらの退職者。
(2)前号でいう「学校・幼稚園、その他の教育機関に勤務する教職員」とは、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第31条」に規定する職員をいい、「準ずる者」とは、次に掲げる者をいう。
①当会及び当会支部の役員及び職員
②国立学校・幼稚園及び私立学校・幼稚園の教職員
③都道府県、市(特別区を含む。)町村等に設置された教育委員会の職員
④教職員組合、教職員互助会、学校生活協同組合等教職員団体の役員及び職員
⑤その他理事会が入会を適当と認めた者
※ネットの記事を見てると「退職・ジブラルタ解約後は、退会させられる」という情報があったので、実際に問い合わせて確かめてみました。
日教弘からの回答はこちら↓
- 一度会員登録すれば、ジブラルタ生命の加入の有無にかかわらず、特典を受けることが可能
- 教員退職後も特典利用が可能
ちゃんと問い合わせたので、これが正しい情報です
(嘘情報にはお気をつけを…)
そのため、教員退職しても、ジブラルタ生命を解約しても、日教弘の恩恵(クラブオフ)は受けられるということになります。
教弘保険は継続できるが、更新はできない
ジブラルタ生命といえば、教職員しか入ることが出来ない「教弘保険」。
教弘保険は、教員を退職して辞めたとしてもそのまま継続できます。
ふぅ〜、よかった!それは安心だ
ただし、「ユース教弘保険」に入った状態で途中退職した場合は、「継続はできるが、更新はできない」という状態になってしまいます。
ユース教弘保険というのは、35歳未満が入れて、最終到達年齢の39歳まで継続できるプラン。
39歳まで継続した後は、医師の診査等を受けることなく「新教弘保険」のプランに移行ができるのですが、退職してしまった場合は、以下のように記載されています。
ユース保険の保証期間満了時に現職の教職員でない場合は、ユース教弘保険の死亡保険金の範囲内で医師の審査等をうけることなく平常定期保険(無配当)に加入することが出来ます
※平常定期保険(無配当)については、こちらのパンプレット参照。
「ユース教弘保険→教弘保険」の更新ができないってことだね
この場合は、保険の種類が変わってしまうので、保険料が割高になる可能性大です。
「教職員専用の保険プランだから加入したのに…」という20代、30代の先生にとっては、更新できないのは大きなデメリットとなりますね。
どうでしょうか。
こうやってみると、「20代・30代で途中退職する先生は、退職後もジブラルタ生命に入り続ける理由はあまりない」ように感じますね。
保険料も、他と比べて割高なことも多いので、40代以降は「要検討」といったところでしょうか。
とはいえ「ジブラルタから他に乗り換えるかどうか」「どこに乗り換えればいいのか」は、よく考えたほうがよさそうです
教員を退職するなら、ジブラルタ生命の見直しは「いつ」「どんな手順」?
もし、退職を期に、
- 保険の見直しをしてみたいな…
- ジブラルタ生命から他の保険に乗り換えたい
と思っているなら、「どのタイミングで」「どのような手順を」踏むのがよいでしょうか。
結論から言うと「在職中に切り替えを検討して手続きを終わらせるのがおすすめ」です。
ここでは、3ステップでやり方を紹介します。
1.保険を切り替えるべきか相談する
まずは、ジブラルタ生命にそのまま加入し続けたほうがいいのか、それとも他に切り替えたほうがいいのかを考える必要があります。
切り替えを検討する場合は、
- あなたの現在の健康状態で、入れる保険があるのか
- どのようなプランの保険に入るのがよいのか
- 保険料は高くなるのかやすくなるのか
などを考えなければなりません。
でも、それを一人で調べて検討するのは現実的ではありません。
保険は、ただでさえ難しい言葉が多いのに、各社のプランの見比べと自分の健康状態との兼ね合いを考えて検討するなんで無理…。
なので、保険切り替えの相談は「保険のプロ」にお願いしましょう。
今は、無料で保険の相談ができるサービスがあるので、保険の見直しがやりやすくなっています。
私も利用しましたが、
- 忖度無しでフラットな意見が聞ける
- わからないことは質問したら全部教えてくれる
- こちらの要望を含めたプランを提示してくれる
- あとは自分の気に入ったものを選ぶだけ
- わずらわしい手続きは全部やってくれる
- 話を聞くだけで、プランを断ってもOK
と、至れり尽くせりでした。(これが無料とか神…!)
相談するまでは、ちょっと重たい腰を動かすことになるかもしれませんが、一度動き始めたらスイスイ進みますよ。
今なら相談するだけで豪華なプレゼントももらえるので、チェックしてくださいね↓
\ 相談実績60,000人以上!! /
豪華プレゼントの中身は…?
2.新たに契約する
保険のプロに相談して「切り替えをしたほうがいい」となった場合は、新たに保険の契約をしましょう。
え?解約してから契約じゃないの?
保険の切り替えは、「新しい保険の契約→昔の保険を解約」の順が安心です。
新しい保険に加入は、承認されるまでに時間がかかる場合があります。
先に解約をしてしまうと、
解約→新しい保険の承認待ち時間(無保険期間)→新しい保険への加入
といったように、無保険期間が生じてしまいます。
もし、無保険期間にもしものことが起きてしまった場合、当然保証を受け取ることはできません。
無保険期間を生じさせないためにも
先に新しい保険に加入→加入承認を受けたあとに解約
の順序を踏むようにしましょう。
3.ジブラルタ生命を解約する
新しい保険への加入承認を受けたら、過去に入っていた保険(今回のケースではジブラルタ生命)を解約します。
もし在職中にここまでの手続きができているのであれば、学校ですぐに解約の相談ができるのでスムーズです。
解約のときは、「新たに保険を見直した」ということを伝えたら、解約に応じてくれますよ。
まとめ:教員を30代で途中退職するならジブラルタ生命の恩恵はあまりなさそう
「教員を辞めたらジブラルタ生命の恩恵はどうなるのか?」といったことについて紹介してきました。
まとめると、
- 20〜30代で教員を辞める先生にとっては、ジブラルタ生命の恩恵はほぼ受けられなくなる
→自動更新がされなくなるので、乗り換えの検討が必要 - 40代以降は、保険を見直すことで保険料が安くなったり内容が充実するケースも
→気になる場合は、無料相談だけしてみるのも手 - 退職を期に保険を乗り換えるなら、「相談→新規加入→解約」の手順で
毎月の保険料や、保険の保証内容は、あなたの生活や家族を守る上で重要になってきます。
自分一人で判断せずに、信頼できるプロに相談しながら、適切な判断をしていきましょう。