「同僚の先生はジブラルタ生命を利用してる先生が多いけど、実際の評判はどうなんだろう?」
「ネットやSNSでは、あまり良い評判を聞かないんだけど…」
と思っている先生も多いのではないでしょうか。
教員になったら、職員室で必ずと行っていいほど勧誘を受ける「ジブラルタ生命」。
実際のところ、どのような評判なのか気になっていませんか?
この記事では、教員向けのジブラルタ生命の評判について、次のことを紹介します。
- ジブラルタ生命の評判・口コミ
- ジブラルタ生命のメリット・デメリット
記事を読んで、ジブラルタ生命の評判・口コミをチェックしていきましょう。
【教員向け】ジブラルタ生命の評判・口コミを大調査!
学校の先生向けに、ジブラルタ生命の評判・口コミを調査しました※
※2024年10月、クラウドソーシングサイト・SNSを活用した独自の調査法、対象:20代〜50代の男女20名
いい評判口コミ・悪い評判口コミの両方を見ていきましょう。
いい評判・口コミ
相談がラク
ジブラルタ生命の担当者が学校に定期的に来てくれるので、保険の見直しや相談がしやすいです。自分から約束を取る手間がないのが便利ですね。
(40代男性)
結婚や出産をしたときに、担当の方がすぐに気づいて保険の見直しに応じてくれたので助かりました。自分から保険会社に連絡するのが億劫な人にはおすすめです。
(30代女性)
丁寧に提案してくれた
結婚したときに、ジブラルタ生命の担当の方が「結婚を機に保険の見直ししときます?」と声をかけてくださり、リスクについても分かりやすく説明してくれたので、とても安心できました。結婚という人生の節目に、保険のことをしっかり考える良い機会になりました。対応も親切で、相談して本当によかったです。
(40代女性)
ある日、ジブラルタ生命の営業担当者が訪問してくれました。私の保険内容を見直し、無駄な契約を整理してくれたんです。自社の商品なのに、客観的な立場で掛け捨ての保険のみに絞ってくれたのには感心しました。その方は本当に優秀で、お客様第一の姿勢が印象的でした。
(40代女性)
ジブラルタ生命の勧誘が来ると思います。入ったときは「本当に必要なのかな?」と思ってましたが、入って正解でした。私も8年間バリバリ働いてたのに、突然精神疾患で倒れてしまったので。もし入るなら就労不能時の特約はつけておくのがいいかも。
(50代男性)
悪い評判・口コミ
特別にお得というわけではない
新任の先生は、ジブラルタ生命の営業活動には気をつけてください。校内で強引に営業をしてくるけど、契約の義務はないですし、特別にお得というわけでもありません。自分の状況と保険プランを十分に比較しましょう。
(40代男性)
ジブラルタは先生用の保険プランがあるから安いと思っていましたが、保険の見直しをして他社に切り替えたら保険料がかなり安くなってビックリしました。「先生用=安い」という訳ではないんだと、当時の自分の無知さを恥じました。
(30代男性)
強引な営業が嫌
ジブラルタ保険のゴリ押し営業、本当に困りますよね。何度断っても次の日の予定を聞かれるなんて、しつこすぎです。確かに彼らも仕事だってのは分かるんですが、こっちだって忙しいのに…。正直言って、めちゃくちゃ時間の無駄です。入ってる先生も多くて、いい保険なのかもしれません。でも、そんなに押し付けられると逆効果ですよね。
(20代女性)
ジブラルタ生命の営業、タイミング悪すぎてほんとしんどい。職員室で仕事中なのに「先生〜」って声かけてくるのマジ辛い…。せめて忙しい時間は避けてほしいよね。
(30代男性)
ジブラルタ生命から保険の更新について連絡がありました。私が仕事を辞めて教職を離れたことを伝えると、担当者から「もう少し続けられたら良かったのに」といった反応がありました。この対応に不快感を覚え、結果的に更新しないことに決めました。個人の事情や決断を尊重してほしいと感じました。
(30代女性)
外貨建て(ドル建て)で失敗した
ジブラルタ生命の外貨建て個人年金保険を約9年半続けた後、解約しました。円安の影響で若干のプラスにはなりましたが、正直なところ後悔が残ります。契約時に現在のような金融知識があれば、騙されずにもっと良い選択ができたのではないかと思います。
(40代女性)
ジブラルタ生命のドル建て保険の解約で対応が遅くてガッカリでした。金曜日に電話で解約を申し出たのに、申請用紙が届いたのは次の週の木曜日でした。この間にドル相場が変動してしまい、解約金額に影響が出てしまいました。
(40代男性)
ジブラルタ生命でドル建ての積立保険に加入しています。契約当初は月々1万円程度の支払いだったのですが、今では18,000円ほどに膨れ上がってしまいました。為替の変動で支払額が増えて、正直苦しくです。解約したい…。
(30代女性)
教員がジブラルタ生命に入るメリット・デメリット
続いて、教員がジブラルタ生命に入るメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
教員専用のプラン
ジブラルタ生命には、教職員だけが加入できる「教弘保険」というプランがあります。
教職員の6割の方が加入すると言われるぐらい、多くの先生が利用をしています。
いろいろとオプションもついていて、安心感のあるプランです。
※ただしデメリットもあるので、次の見出し「デメリット」もご確認ください
優待サービスの利用
ジブラルタ生命のプラン「教弘保険」に入ると、「日教弘(日本教育公務員弘済会)」に自動加入できます。
日教弘済会の会員になると「日教弘クラブオフ」というサービスが利用可能になり、以下のような優待特典が受けられます。
- 提携施設割引:指定の宿泊施設・リゾート等の利用割引
- 書籍購入サポート:本の購入でポイント付与
- 祝金:結婚・出産・入学等のお祝い
優待特典を受けれる点は、ジブラルタ生命のメリットと言えます。
相談が便利
3つ目のメリットは、「相談するのが便利」ということ。
普通は保険会社に連絡しようと思ったら、営業時間内に電話をするのが一般的。
でも、とにかく忙しい学校の先生が「営業時間内に電話をする」というのは、けっこう大変。
(土日にすればよいですが)
しかし、ジブラルタ生命なら学校に直接来てくれるので、自分からアクションせずとも相談ができます。
「必要なときに電話するのが億劫」「直接フラ〜っと相談したい」という方には大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット
不要なオプションと割高な保険料
教職員専用の保険プランがあるジブラルタ生命ですが、「教職員専用の保険プラン」があるからといって、別に保険料が安いなんてことはありません。
むしろ、他の主要なネット保険などと比べれば割高になることが多いです。
口コミにもありましたが、「特別お得というわけではない」「他社に切り替えたら安くなった」といった感じです。
実際私もジブラルタ生命から他の保険へ切り替えましたが、保険料はグッと安くなりました。
いろんなオプションがついており、1つの保険会社でまとめられるのは良い点ですが、
「保険にそこまで多くの保証は不要。最小限のものにしたい。」
と考えている先生にとっては、ジブラルタ生命のプランはデメリットが目立つかもしれません。
退職時の更新制限
「若くして教員を退職するかもしれない…」と考えている先生に知っておいてほしいことがあります。
それは、「ユース教弘保険」に入った状態で途中退職した場合は、39歳の「新教弘保険」への継続・移行がされない仕組みとなっています。
そうなると、「保険料を高くして別プランへ切り替え」か「他社への乗り換え」の検討が必要になります。
「ずっと教員を続けるかどうかわからない…」という先生は、別の保険会社と比較検討してから決めるのがよいかもしれませんね。
外貨建てはリスクがある
学校に営業に来るジブラルタ生命の人が「外貨建て(ドル建て)」を勧めてくることがあります。
一般的な保険は「日本円で保険料を支払い、日本円で保険料を受け取る」というもの。
一方、ドル建ての保険というのは「ドルで保険料を支払い、ドルで保険料を受け取る」というものになります。
返戻率が円建よりも高くなるという傾向があるのですが、為替リスクや利回りなどを考えないといけません。
逆に損をしてしまうリスクも…
担当の人にドル建てを勧められたからといって、何も考えずに入るのではなく、しっかりリスクを理解したうえで検討するようにしましょう。
ジブラルタ生命の教員からの評判が悪いのは「忙しい時間の勧誘」が原因だった
ジブラルタ生命の評判とメリット・デメリットについて見てきました。
まとめると、
- ジブラルタ生命の良い評判は「相談がラク」「丁寧に提案してくれた」
- ジブラルタ生命の悪い評判は「特別にお得というわけではない」「強引な営業が嫌」「外貨建て(ドル建て)で失敗した」
→ネットや口コミでよく見る「ジブラルタ生命の悪い評判」は、忙しい時間にやってくる強引な勧誘が原因 - メリットは「教員専用のプラン」「優待サービスの利用」「相談が便利」
- デメリットは「不要なオプションと割高な保険料」「退職時の更新制限」「外貨建てはリスクがある」
これらの評判・メリット・デメリットを踏まえて、ジブラルタ生命にするのか他の保険会社を選ぶのかをしっかり見極めていきたいですね。
とはいえ、自分ひとりで保険会社を選ぶのは難しいです。
自分一人で判断せずに、信頼できるプロに相談しながら、適切な判断をしていきましょう。