「教員のボーナスっていくらぐらいもらえるの?」
「かんたんに計算する方法を知りたい!」
と思っている先生も多いのではないでしょうか。
この記事では、教員のボーナスについて、以下のことを紹介します。
- 教員のボーナスざっくり計算法
- 令和6年のボーナスは給料の何ヶ月分?
- 教員のボーナス早見表
- 新任の先生はどれぐらいボーナスもらえる?
記事を読んで、教員のボーナスについての理解を深めていきましょう。
教員のボーナス額ざっくり計算法〜給与✕2.2倍〜
教員の夏のボーナス・冬のボーナスをざっくり計算したいのであれば。
月給 ✕ 2.2
で、ざっくりの夏(冬)のボーナス額を計算できます。
例えば、月30万円もらっている先生は、
30万円 ✕ 2.2
なので、夏(冬)のボーナスに約66万円もらえる、ということになります。
なぜ「月給✕2.2」をすれば、ざっくりのボーナス額がわかるのかは、次の見出しで説明しますね。
教員の100万円節約術4ステップはこちら >>【令和6年】教員のボーナスは給料の4.6ヶ月分もらえる(年間で)
令和6年、公立教員のボーナスは、
年間で4.6ヶ月分
もらえます。
元々、令和6年は4.5ヶ月分で通達が来ていたのですが、2024年8月に出された令和6年人事院勧告で、「期末手当及び勤勉手当の支給月数をともに0.05月分引上げ(つまり、年間で0.1ヶ月分引き上げ)」ということが決定しました!
祝杯や!
4.6ヶ月分というのは、毎月もらっている給与(給料+手当)の4.6ヶ月分が1年間のボーナスでもらえるということ。
(給与が30万円の先生なら、30万✕4.6=138万円もらえるということ)
この4.6ヶ月分を夏と冬のボーナスで分けるので、令和6年は
- 夏のボーナス(6月):2.25ヶ月分
- 冬のボーナス(12月):2.35ヶ月分
支給されます。
ちなみに、過去のボーナスを見てみると
年 | ボーナス支給月数 |
---|---|
令和6年 | 4.6ヶ月分(2.25+2.35) |
令和5年 | 4.5ヶ月分(2.2+2.3) |
令和4年 | 4.4ヶ月分(2.19+2.21) |
令和3年 | 4.39ヶ月分 |
令和2年 | 4.45ヶ月分 |
令和元年 | 4.5ヶ月分 |
このように年によってバラバラですが、1回のボーナスでだいたい2.2〜2.3ヶ月分の給与額の分もらえる計算になります。
ということで、夏・冬のボーナスをざっくり計算したいなら
月給 ✕ 2.2
をすればよいということになるのです。
(「2.2」と、ちょっと少なめに見積もることで、実際の額面を見たときの喜びも演出できますよ♪)
教員のボーナス早見表
計算方法はわかったけど、今、手元に電卓ないし計算するのめんどくさい…
という方のために、教員のボーナス早見表を作っておきました。
自分の月収と近い額を見て、ざっくりのボーナス額を確認してみてくださいね。
令和6年のボーナス早見表
あなたの月収 | 夏のボーナス (✕2.25ヶ月分) | 冬のボーナス (✕2.35ヶ月分) | 年間ボーナス (夏+冬) |
---|---|---|---|
20万 | 450,000円 | 470,000円 | 92万 |
25万 | 562,500円 | 587,500円 | 115万 |
30万 | 675,000円 | 705,000円 | 138万 |
35万 | 782,500円 | 822,500円 | 161万 |
40万 | 900,000円 | 940,000円 | 184万 |
45万 | 1,001,250円 | 1,057,500円 | 207万 |
教員10年目の給料手取り額(通常&ボーナス)を覗いてみたい?↓
教員のボーナスはいつ貰える?給料日?
教員のボーナスがいつもらえるのかについても見ておきましょう。
教員のボーナスは年間2回支給されます。
- 夏のボーナス:6月30日
- 冬のボーナス:12月10日
ボーナスの支給日が土日の場合はどうなるんだっけ?
ボーナス支給日が土日の場合は、直前の平日にもらえます。
なので、例えば
- 6月30日が土曜日の場合:6月29日(金)に支給
- 12月10日が日曜日の場合:12月8日(金)に支給
といった感じになります。
土日祝日の場合、ちょこっとだけ前倒しでもらえるのが嬉しいですよね♪
教員の通常の給料日がいつか気になる人はこちら↓
新卒教員はどれぐらいボーナス貰えるのか?
新卒の教員もボーナスってもらえるの?
という疑問を持っている初任者の先生も多いことでしょう。
ご安心ください。
新卒で4月から働き始めた先生も、ボーナスをもらえます。
自治体によって給料が異なるので、正確ではありませんが、ざっくりで言うと、
- 新卒の6月(夏)のボーナス:10万円前後
- 新卒の12月(冬)のボーナス:40万円前後
ぐらいもらえます。
あれ?なんだか6月のボーナス少なくない?
新任の先生は、6月の夏のボーナスを満額もらうことはできません。
なぜなら、ボーナスには勤務した期間が反映される仕組みになっているから。
例えば、2024年6月のボーナスは「2024年12月2日〜6月1日」までの勤務期間が反映されるようになっています。
他の先生は「2024年12月2日〜6月1日」まで働いているのに対し、
新任の先生は「2024年4月1日〜6月1日」の間しか働いていないので、その分もらえるボーナスが少なくなってしまうのです。
でも、その次にもらう12月(冬)のボーナスは、「6月2日〜12月1日」までしっかり働いているので、満額もらうことができるのです。
はじめてもらう12月(冬)のボーナスは、けっこう大きな額なので、めっちゃうれしくなりますよ♪
教員の100万円節約術4ステップはこちら >>新卒教員の初任給が気になる方はこちらもチェック↓
まとめ:教員のボーナスは、年間で給料の約4.6倍もらえる
教員のボーナスについて紹介してきました。
まとめると、
- ざっくりボーナス計算式は「月給 ✕ 2.2」
- 令和6年のボーナスは、年間4.6ヶ月分もらえる
- ボーナス支給日は、6月30日・12月10日
(土日祝日の場合は、直前の平日に支給) - 新任の先生もボーナスをもらえる
(6月は満額もらえない)
教員は安定してボーナスをもらえるのがいいところです。
次のボーナスを楽しみに、日々の業務を頑張っていきましょう。