投資を始めようと思っているけれど、どの商品を選べばいいか迷いますよね?
今回は、初心者の方々にとって人気の高い2つの投資商品、「オルカン」と「S&P500」についてわかりやすく解説します。
記事を読んで、「オルカン」と「S&P500」について学んでいきましょう。
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オルカンとS&P500とは?
投資の世界には様々な商品がありますが、オルカンとS&P500は特に注目を集めている2つの銘柄です。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
オルカンとは
オルカンは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」という名前の投資信託のことです。
オルカンの特徴は、オルカン1本で世界中の株式に投資できること。
投資のプロたちが選んだ世界中の優良株式に投資ができます。
(具体的には、約50カ国の大型株と中型株、合計で約3,000銘柄以上を対象)
普通、特定の国や地域に投資した場合、その地域の経済状況に大きく左右されてしまいます。
しかし、オルカンのように全世界の株式に投資することで、ある国の経済が低迷しても、別の国の好調な経済がそれを相殺する可能性があるのです。
また、世界の経済状況が変わっても、オルカンは自動的に銘柄の調整をしてくれる(4半期に1度銘柄の見直しがある)ので、リスクを抑えることができます。
このように、オルカンは「リスクを分散しつつ投資リターンが期待できる」という特徴があります。
S&P500とは
S&P500は、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」という名前の投資信託のことです。
アメリカの株式市場を代表する指数の一つです。
要は、アメリカの大手上場企業500社に投資するようなイメージです。
アメリカの大手上場企業といえば、Apple、Microsoft、Amazon、Googleの親会社Alphabet、Facebookの親会社Metaなどなど、世界的に有名な企業が多いのはご存知ですよね?
アメリカは世界最大の経済大国なので、アメリカ経済が好調であれば、大きく恩恵が受けられる銘柄となっています。
ただし、投資先がアメリカ一国に集中しているので、アメリカ経済が低迷した場合には、大きなリスクもあることを理解しておいたほうがよいでしょう。
オルカンとS&P500の過去10年のパフォーマンス
では、過去10年(2011〜2021)のオルカンとS&P500のパフォーマンスを見てみましょう。
出典:Bloombergのデータを元にClaudeで作成
オルカンが350(100→350なので約3.5倍)に対し、S&P500が536(100→536なので約5.3倍)という結果になっています。
2011〜2021の10年間では、S&P500がダントツのパフォーマンスを見せています。
どっちを選んでいたとしても、この10年間でかなり上がっているのがわかりますね!
オルカンとS&P500人気があるのはどっち?
オルカンとS&P500、どっちのほうが人気があるのかを見てみましょう。
楽天証券とSBI証券の2つの人気ランキングを見てみると、以下のようになっています。
(2024年9月9〜13日の週間ランキング)
順位 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
1位 | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) |
楽天証券では1位「S&P500」2位「オルカン」
SBI証券では1位「オルカン」2位「S&P500」
でした。
うーん…。悩ませてくれますねw
ここで言えるのは、「オルカン」と「S&P500」は、どちらも人気が高い投資商品ということ。
数千とある投資商品の中で、楽天証券・SBI証券両方の1位2位を獲得する人気ぶりがわかりますね。
オルカンとS&P500どっちを選べばいい?
オルカンとS&P500、結局どっちを選んだほうがよいでしょうか?
それぞれの向いている人の特徴を見ていきましょう。
オルカンが向いている人
以下の人はオルカンに向いていると言えます。
- リスクを分散させたい人
オルカンは世界の多くの株式に投資するため、為替変動のリスクを分散させることができます。
「今、日本円しか持ってないから不安」
「S&P500のようにアメリカ一国に集中して投資するのはちょっと怖い」
という人は、オルカンの方が向いていると言えるでしょう。 - 世界経済の長期的成長を期待している人
資本主義には「世の中を新しい発明や技術で世界経済を少しずつ成長させていく」という動きがあります。
つまり、これからもっと世界が豊かになればなるほど、オルカンの価値も上がっていくということ。
短期期間では下がることもありますが、長期で見て世界が成長していくと思っている人は、オルカンが向いていると言えるでしょう。
現状では、S&P500よりもパフォーマンスは落ちますが、リスク分散を取って選ぶ人が多いですよ。
S&P500が向いている人
以下の人はS&P500に向いていると言えます。
- アメリカ経済の成長に賭けたい人
S&P500はアメリカへの投資比率が100%なので、アメリカ経済の成長に期待している人におすすめ。
「これまでもアメリカは順調に成長してる!」
「アメリカはこれからも世界トップで成長しつづけるはず」
という人は、S&P500の方が向いていると言えるでしょう。 - テクノロジー企業への投資を重視する人
S&P500には、Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど、世界を代表するテクノロジー企業が多く含まれています。
テクノロジーの成長に期待する人は、S&P500がおすすめでしょう。
現状、オルカンよりもS&P500の方がパフォーマンスが上なので、S&P500を選ぶ人も多いですよ。
両方半分ずつ投資したらどうなの?
「オルカンとS&P500、どっちを選べばいいのかわからない。…そうや!両方半分ずつ買えばいいんじゃね?」
と思った人も多いのではないでしょうか。
オルカンとS&P500の両方に半分ずつ投資するという方法は、理想的な分散投資に見えるかもしれません。
…が、両方に半分ずつ投資するのは注意が必要です。
まず知っておいてほしいのは、オルカンの構成について。
オルカンは、全世界の株式に投資するのですが、実はその約60%は米国株で構成されています。
(市場の大きなところに投資するように作られているので、現在は米国株の割合が多くなっています)
つまり、オルカンとS&P500に半分ずつ投資すると、結局米国株の割合が80%ほどを占めるようになるのです。
オルカンのメリットである「世界中に投資をしてリスク分散」の効果が薄れてしまう可能性があるのです。
なにか理由があって両方半分ずつ投資するならよいのですが、戦略もなく「なんとなく両方いっとくか!」という感じで行くのは、ちょっと考え直したほうがよいかもしれませんよ〜
まとめ:「オルカン vs S&P500」あなたはどうする?
オルカンとS&P500どっちがいいのか、紹介しました。
どちらを選ぶのか悩みますよね。
我が家は、リスク分散を取って「オルカン」を選んでます。
ただ一つ言えるのは、「オルカン」を選んでも「S&P500」を選んでも、投資を始めるだけで100点満点ということです。
日本円の価値がどんどん下がっていっている今、日本円だけしか持っていないのは危険です。
特に、学校の先生は収入の額が(ある程度)決まっているので、自分の意志で大きく増やすことはできません。
早いうちから投資をして、未来の資産を自分で積み上げていきましょう。
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